女性向けwebデザインを作成する時のポイント
弊社は、女性向けのweb制作の依頼が大変多いです。弊社としてもデザインとして得意分野になります。
女性向けのデザインをする際に気を付けているポイントをまとめたいと思います。
明度・彩度に気を付ける
特に背景色など大部分を占める色に暗い色を使わないようにします。
上の図で左が彩度が低く、下が明度が低いです。
彩度が高く、明度も高いとパステルになります。これが最も女性向けのデザインで使いやすい色ですが、例えばターゲット層が40代より上の女性などになると甘すぎますので、少し彩度を落とすなどします。10代、20代の元気な女の子向け、などになると彩度が高い方が合うかもしれません。ビビッドな色合いになります。
文字色などは、背景やポイント色から浮かず、かつ可読性のある色合いにします。ビビッド系には真っ黒が合うかもしれませんし、パステル系は少しブルーより、茶系、グレーの文字がやわらかい印象になります。
直線より曲線
webはcssの書き方から直線で分けるのが得意なのですが、曲線を多用すると女性らしい雰囲気が出ます。
写真も四角ではなく角丸にしたり、緩やかな曲線で分ける方が雰囲気が出ます。
pinklush様は、この写真の角丸がとても好評でした。このように少し飾りを入れるだけで雰囲気が変わります。
市が尾こどものいえ保育園様も、スライドの下がカーブを描くように仕切られています。
コーディング(PCで見れるようにする作業)は大変になります。
逆に、直線を多用するとコーポレイトサイトなど、堅いイメージを出しやすいです。
飾りを多用する
タイトル周り、ボタン周りなどに飾りを多用することも、よくします。
このようにタイトルにリボンを使ってみたり(これはcssで描画しており画像ではありません)
タイトルに飾りをつけたりすると女性らしい雰囲気が出ます。
飾りはそのwebサイトのターゲットユーザーに合わせて、大人っぽくしたり、子供っぽくしたり、ロゴの一部を取ってみたりします。
フォントに凝る
そのホームページに合った雰囲気のwebフォントを使います。
日本語は大変重いので、日本語フォントは著作権フリーのもの、またはGoogleフォントを常用漢字だけに削減してなるべく軽くして使います。
英語フォントの場合は、Google fontを使います。
丸みのある文字、Handwritingなどおもしろいですね。グラフィックデザインと同じで、使う文字でかなり印象が変わります。
まとめ
デザイン、コーディング(PCで見れるようにする作業)両方、女性向けデザインはシンプルなサイトや堅いサイトに比べてかなり大変です。
女性らしいサイトを探して、上記のポイントを見つけてみる、参考にするなどしてみてください。
デザインしている最中はとても私は楽しいです。かわいいなあ、綺麗だなあ、と思いながらデザインしている事が多いです。
デザイン全般に言える事ですが、デザインを楽しみながらするのがコツの一つかもしれません。